仕入先マスタ登録

 仕入先に関する固定情報を登録します。
 「仕入先マスタ登録」は、大別して次の3つの要素で構成されています。

  1. 名称等の基本情報 ……名称や支払先など
  2. 基本情報タブ ………… 仕入先の住所や締情報
  3. 支払条件タブ ………… 支払条件を正確に把握するための情報









名称等の基本情報


 ■仕入先CD:マスタの新規登録時に自動作成されます(入力不要)。
   以降、マスタの修正時や削除時にこのコードを入力すると、該当マスタを開きます。

 ■仕入先名:システムの画面上や社内帳票などで、簡潔に見やすく表示するための通称です。

 ■フリガナ:仕入先コードの検索時に使用します。

 ■正式名称:注文書、納期回答依頼書、見積依頼書など、社外(仕入先)向け帳票で使用する名称です。

 ■代表支払先:注文書の送先と支払先が異なる場合や、複数仕入先の支払いを1箇所にまとめて行う場合に使用します。
  該当仕入先の支払先として指定したい仕入先のコードを入力します。
  ※なお、途中で仕入先が変更になった場合は、買掛残の自動移行処理を行いますので、
  [支払先変更]のメニューで新支払先を指定します。

 ■非使用:該当仕入先を使用しなくなった時にチェックを入れます。
  ※記録保存のため、過去の取引履歴のあるマスタは物理削除を行いません。
   そのような仕入先を、削除されたものとして検索などに表示されないよう設定するための項目です。







基本情報タブ


 ■債務が発生する:チェックを外すと買掛が発生しません。(既定値はチェックが入っています)

 ■簡易口座:めったに仕入れする事のない仕入先で口座を開設するのが面倒な場合などに、
  簡易口座として複数の仕入先を1つの仕入先にまとめる為に設けた項目です。

 ■住所:住所1~TelNoまでは、支払明細書の送付先として使用します。

 ■FaxNo:注文書、納期回答依頼書、見積依頼書などの自動FAX送付先の既定値として使用します。

 ■注文窓口担当:仕入先で注文書の窓口になっている人を入力します。
  入力内容は、注文書に印刷されます。

 ■E-Mail:注文書窓口担当のメールアドレスを入力します。

 ■URL:この項目にURLを入力すると、問合せなどから仕入先のホームページを開く事ができるようになります。

 ■締日:仕入先への支払い締め日です。
  ※変更は、[仕入先締日変更]で行います。(自動的に締関連データの調整が行なわれます)

 ■支払検収明細書出力:支払検収明細書(支払明細書)を出力する場合にチェックを付けます。
  [仕入先締日更新]を行う際に、出力忘れのチェックが行われるようになります。

 ■本体端数区分:単価×数量で求めた小数点以下の金額の端数処理(四捨五入、切上、切捨)を選択します。

 ■消費税区分:明細単位、締単位、消費税なし、の中から選択します。

 ■消費税端数区分:計算した消費税金額の小数点以下の端数処理(四捨五入、切上、切捨)を選択します。

 ■注文書区分:定時自動FAX、印刷又は自動FAX、EDI、メール、出力しない の中から選択します。

 ■注文書まとめ区分:注文書をまとめるくくりです。
  仕入先でまとめるのか、仕入先と発注担当でまとめるのかを選択します。

 ■管理担当者:仕入先の管理担当者です。
  発注残一覧表で、抽出条件として指定できます。

 ■対応得意先CD:仕入先と得意先が同一の取引先の場合、それらを結びつけます。
  加工先へ商品を支給する時や、売上と仕入の相殺などで使用します。

 ■拠点を仕入先として登録する:他の営業所との商品やりとりは通常の仕入先と同様に行ないます。
  他営業所を仕入先として登録する場合は、この項目にチェックを入れます。(変更はできません)

 ■拠点:上記の(拠点を仕入先として登録する)場合、該当する拠点(本支店や営業所)を選択します。








支払条件タブ

 支払条件は金額(いくら以上)と割合で、金種を指定します。
 また、振込先や手数料負担に関する設定を行います。

 


 ■相殺作成区分:不要、自動作成、手入力の3タイプから選択します

 ■対応得意先CD:基本情報の中で入力した対応得意先を表示します。

 ■金額:支払条件は金額による設定が可能です。ここで入力した金額毎に支払いの内容を設定します。
 支払条件が常に一定であれば、1円からの設定を行います。

 ■支払区分:支払いの金種(現金、振込、手形など)を選択します。

 ■割合:同一の設定金額の中での割合です。半分であれば50%にします。

 ■払月:支払締め日付に対し、当月、翌月、翌々月、・・・の中から選択します。

 ■払日:支払日が月の何日になるのかを入れます。 例えば翌月20日払いであれば20が入ります。

 ■手形サイト:手形の場合、発行後決済日までのサイトを入れます。

 ■備考:該当支払金種について備考があれば入れます。「追加・更新」ボタンのクリックで、入力内容が
  下表(グリッド)に追加・表示されます。
  ※修正は、グリッドの任意の行をダブルクリックして呼び出し行ないます。

 ■支払条件適用:必要があれば、支払条件に関する全体的なコメントなどを入れます。

 ■振込銀行口座:自社のどの口座から振り込むかを選択します。

 ■振込先銀行:仕入先(支払先)の銀行を全銀協の統一機関コードで指定します。
  統一金融機関コードはF9でのあいまい検索ができます。

 ■支店:振込先銀行の中の支店を全銀協の統一機関コードで指定します。
  統一金融機関コードはF9でのあいまい検索ができます。

 ■手数料負担区分:以下の三つのタイプから選択します。
  ①常に負担する
  ②基準額未満は負担する
  ③常に負担しない
  なお手数料は、振込金額と銀行の組合せで自動的に算出されます。

 ■手数料負担基準額:手数料負担で「基準額未満は負担する」を選択したときに必須入力となります。






 





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