発注に関して





    「桜」の発注とはどのようなものですか?
    「桜」の発注は、大きく分けて次の3種類に分類しています。
    1. オーダーツーオーダー発注…受注のあった分を、その都度発注
    2. 共通在庫発注…まとめ買いをするような場合の発注
    3. 定期発注…在庫数がある一定の数(適正在庫数)を下回った物などを定期的に発注

    また、入力時に下記を実現するため様々な工夫を凝らしているのが特徴です。
    • 無駄な発注をしない
    • 適正な価格で発注する
    • 入力ミスを無くす
    • 効率よく入力する

    詳しくは下記で説明していきます。





    「無駄な発注をしない」とありますが、具体的にはどのような事ですか?
    在庫品の有効活用のため、発注時に以下のチェックを行います。

    1. オーダーツーオーダー(都度品)でも、在庫があれば警告します。
    2. 他の拠点(支店、営業所など)に在庫があれば警告します。
    3. 代替品、類似品、推奨品があれば、その旨をインフォメーションとして表示します。





      「適正な価格で発注する」とはどのような事ですか?
      桜では、各商品の数量別の単価情報が登録できます。
      発注時には、発注数に応じた単価が既定値として表示され、いつの時点の単価なのか確認できます。

      発注の入力中には、過去の仕入実績が参考として表示されるため、過去単価との比較によるチェックも容易です。
      入力中の仕入先よりも安い単価の仕入先があれば、メッセージでお知らせします。





      「入力ミスを無くす工夫」とは、具体的にどのようなことですか?
      入力ミス防止のための取り組みを以下にご紹介します。

      ▼適正粗利の確保
      粗利がお客様の設定した値の範囲外であれば警告を表示します。

      ▼最安値を通知
      数量別の単価をチェックし、現在設定している単価よりも更に安い所があれば警告を表示します。

      ▼信頼性の確認
      既定値として表示された単価が、いつ登録されたものかを表示します。

      ▼生産終息品取引の防止
      入力された商品が、廃止品、バージョンアップ品、保守廃止品の時、警告を表示します。

      ▼数の妥当性チェック
      入力された発注数が、商品ごとに設定された最低発注数および最小梱包数に適っているかをチェックします。

      ▼納期確認
      納期と発注リードタイムを比較し、間に合いそうにないと判断される場合に警告を表示します


      他にも、入力ミスを防ぐ様々な仕組みが用意されています。





      「効率よく入力する」とは、具体的にどのようなことですか?
      コードやナンバー類は簡単に呼び出せるので、メモを取る必要がありません。
      部分一致検索やand、or検索が可能で該当商品を簡単に呼び出すことができます。

      セット品やキット品の受注は、部品展開を行い、在庫数など色々な条件を加味した発注データを自動で作成する事ができます。

      加工品の場合は、受注に対し製造必要数から各部品の支給先の在庫や社内の在庫等をを考慮し、発注数を自動表示します。

      注文書は、仕入先毎にまとめて自動FAXされます。
      この際、時間を決めて定時に人の手を介さずに注文書をFAX送信する事も可能です。





      誰でも自由に発注できるのですか?
      無駄な発注を未然に防ぎ、在庫を有効利用するため、オーダーツーオーダー(都度品)以外の発注は特定の人だけが行えるように設定することができます。
      また、一定額以上の発注を行う際には、承認者による承認がなければ発注できない仕組みも備えています。





      発注の承認とは何ですか?
      発注の承認とは、予め設定した限度額を超える発注を行う際に行われる、承認者による確認作業を指します。
      発注限度額と承認者の設定は、発注グループごとに行います。
      承認者は、複数設定することができます。
      各発注グループの誰かが限度額を超える発注を入力すると、業務インフォメーションが承認者に届き、承認作業が行われる流れになります。(業務インフォメーションは省くこともできます)
      この承認が済むまで、限度額をオーバーした発注は注文書を出力することができません。





      訂正注文書を出す事はできますか?
      はい、可能です。

      訂正に関しては、特に言った言わないの問題が発生しやすいので必要だと考えています。
      訂正内容に応じて、「訂正注文書(納期変更)」、「訂正注文書(数量変更)」、「訂正注文書(数量・単価変更)」 などのタイトルで訂正注文書が出力されます。

      また、発注の取消の際には取消注文書の出力もできます。





      納期フォローの具体的な取組を教えてください
      納期フォローでは以下のように工夫をし取り組んでおります。

      1. 注文書のフォームは、納期を記載して返信してもらえる形式になっています。
      2. 仕入先向けの納期回答依頼書を出力できます。(自動FAX可能)
      3. 急ぎの商品が入荷されると、連絡※を受け取ることができます。
      4. 納期がきても入荷されない場合は、担当者に未入荷連絡※を発信できます。

      ※業務インフォメーションといって、システムの画面上や携帯メールに発信し連絡する機能があります。
       発信日は納期にかかわらず自由に設定できます。





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