在庫管理に関して





    在庫評価の方法を教えて下さい
    共通在庫品は、移動平均法式、個別原価方式、先入先出法式の三種類を用意しています。

    【移動平均法式】
     リアルタイムに計算します。
     仕入単価訂正などがあっても、正確に原価や粗利に反映されます。

    【個別原価方式】
     入荷単位に原価を持っており、出荷時にはどの入荷分から出荷するのかを指定する必要があります。
     但し、先入先出の順に既定値が表示されますので、それほど面倒ではありません。

    【先入先出法式】
     入荷単位に原価を持っていますが、自動的に原価が設定されるため入力の手間が省けます。

    ※オーダーツーオーダー(都度品)は、全て個別の原価となります。





    在庫の原価はどの程度正しく粗利に反映されますか?
    非常に正確です。

    仕入単価訂正時は、在庫が残っていれば原価訂正が発生し、売り上げたものは該当する担当者や得意先向けの粗利に差額が反映されます。

    売上返品でも、売上時の原価から在庫原価にリアルタイムで粗利が反映されます。

    その他、いくつかの部品を合わせて別の商品を組み立てる場合や、評価替え等でも原価の計算が行われるので、非常に正確な粗利が求まるのです。





    他の営業所の在庫を確認したり、受け取ったりできますか?
    他営業所(他拠点)の在庫情報は、見積入力時や受発注入力時はもとより、各種検索や問合せでも確認できます。

    受け取りに関しては、出荷元の拠点で[拠点間在庫移動]プログラムより商品、数量、送先を入力すると納品書と現品票が出力されるので、そのまま出荷します。
    そして、受取側の拠点で到着した商品を通常取引と同様に入荷入力をすれば完了です。
    この時、送り側拠点では受注データと出荷データが、受取側拠点では発注データが自動的に作成されるため、操作者は意識せず簡単な操作で処理を行うことができます。





    在庫の過不足はどのように確認するのでしょうか?
    在庫は、現在庫数、入荷予定数、出荷予定数、引当数、未引当数、フリー数、トータル過不足数などで全体の過不足を認識できます。
    入荷予定日と出荷予定日を考慮した確認ができるため「◯月×日の時点では在庫がいくつになり、その◯日後にはいくつ不足する」というような過不足予定を把握することができます。






    棚(ロケーション)管理はできますか?
    はい、棚別の管理を行なっていますので、商品がどの拠点の、どこのロケーション(棚)に在庫しているのかを確認できます。





    月末在庫は、月の変わり目でないとわかりませんか?
    「桜」では、すべての月の月末在庫をいつでも確認することができます。
    在庫確認には様々な絞込条件を設定することができ、また何度でも見ることができます。

    但し、在庫はリアルタイムに更新されるため、締が終わっていない月の在庫状況は見るタイミングにより異なる場合があります。





    いつまでも残っている在庫(停滞在庫)を確認できますか?
    停滞日数を指定して検索する[停滞在庫検索]プログラムで確認することができます。
    指定した日数以上、変動(入出荷)の無い在庫が一覧表示されます。

    また、管理者や最後の発注者などの絞込条件をつけて検索することも可能です。





    在庫数の裏付は取れますか?
    はい。「桜」ではあらゆるところで検証ができるように記録を残しているため、システムの検証が可能です。
    例えば、商品問い合せで表示される棚ごとの在庫数をダブルクリックすると、該当する棚の出し入れの履歴が順追って表示されます。





    現金買いのお客様には受注入力しないで販売できますか?
    はい。フリー在庫があれば、[現金売上]プログラムから受注入力なしで売り上げることができます。

    また、システム内部で自動的に受注データを作成して売上を行う[在庫即売上]プログラムも備えていますので、用途・状況に応じて使い分けて頂くことができます。





よくある質問内にて、キーワード検索が可能です。

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