売掛管理に関して





    消費税の計算はどのようになっていますか?
    得意先ごとに、消費税の区分と端数処理区分を以下のように設定することができます。

    1. 明細単位に計算 …「桜」の基本形です
    2. 締単位に計算  …請求書作成時に計算されます
    3. 納品書単位に計算…納品書出力時に計算されます
    4. 消費税なし   …自動では消費税の計算を行いません

    設定した区分に従って、消費税が自動算出されます。
    通常はこれで充分ですが、[消費税調整入力]で端数の調整等を行うことも可能です。





    消費税率の変更には対応していますか?
    はい、万全です。

    事前に消費税率の変更日と新しい消費税率を設定しておけば、日付に合わせて適正な消費税の計算を行います。
    消費税切り替わりの月の請求書では、状況に応じて以下のような処理を行います。

    【消費税を明細単位に表示するお客様向け】
     旧消費税率と、新消費税率を混在させることができます。

    【締単位に計算するお客様向け】
     請求書を2つに分けて出力します。

    【納品書単位に計算するお客様向け】
     旧消費税率と新消費税率を混在させることができます。


    これらの仕組みにより、スムーズな消費税率の切り替えが行えます。





    請求書の売掛残と、社内経理での月締の売掛残が微妙に異なることがありますが、どのように調整するのですか?
    「桜」では、請求書用の売掛残と、社内締の売掛残の、二通りの売掛残管理を行なっています。

    請求書用の消費税金額がそのまま社内締の消費税金額に反映されるので、両者の売掛残はピッタリ一致します。





    複数得意先の入金が一箇所から行われるところがありますが、対応はできますか?
    はい、得意先と入金先が異なるような管理の仕方も可能です。

    そのような得意先は、[得意先マスタ]で入金先(請求先)の指定をします。
    こうすることで、受注残や出荷管理を行うところと、請求書出力や入金を行い売掛残の管理を行うところを区別して管理することができます。





    入金漏れのチェックはどのように行うのですか?
    得意先の支払条件(回収条件)は、きめ細やかに登録することができます。
    そして、その回収条件と得意先の売上額で入金予定を把握しています。

    もし期日が来ても入金されなかったり、入金額が少ない、振込のはずが手形で入金されている…というような事があったとしても、一目で確認できるため素早い対応が可能となります。
    また、翌月、翌々月、翌翌々月…になっても一致しない場合は、正しく入金されるまで警告を出し続けることもできます。





    売上と仕入の相殺をする取引先でも入金予定は把握できるのですか?
    はい、そのような取引先の場合では[得意先マスタ]の登録で相殺仕入先に該当する仕入先を設定し、「相殺金額を自動作成する」にチェックを入れます。
    すると、請求締処理と支払締処理が両方終了した時点で相殺額を考慮した入金予定と支払予定が作成されます。





    入金予定を使って、資金繰りのチェックをすることはできますか?
    はい、入金予定と支払予定を使用して資金繰りのシミュレーションを行うことができます。

    現在の残高と、販売管理以外の入出金予定データを付け加えての資金繰りシミュレーションが可能です。

    資金繰りシミュレーションでは、締確定後は勿論のこと、締確定前でもリアルタイムに入力されている売上や仕入の状況を判断材料にすることができます。

    また、手形については受領日で見る方法と、決済日で見る方法を選択できます。
    決済日で見る場合については、手元にある未決済の手形や支払済の未決済手形を考慮します。





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